会社沿革
四国交通の創立は、1957年(昭和32年)10月14日、この日当社は、徳島県西半分に路線網を広げていた徳島西部交通からほかの4つの交通事業者とともに分離独立した。そして6年後の1963年(昭和38年)徳島バスの子会社として再出発して現在に至っている。
徳島西部交通の池田第一営業所と池田第二営業所、及びその管轄路線が1社としてスタートしたものである。太平洋戦争下、政府の意向で束ねられていた事業者が、戦後の安定を取り戻してそれぞれ独立の経営に戻ったわけである。当社も統合の前身は美好自動車株式会社の名で、阿波池田を拠点に祖谷渓深く分け入る路線では昭和初期には既にバスを運行していた長い歴史を持っている。